2005年11月8日にウガンダの首都カンパラで開催された「第9回ラムサール条約締結国会議」で濤沸湖がラムサール登録湿地に正式決定しました。オホーツクの海岸線から、国道沿いに広がる濤沸湖はオホーツクを代表する景観のひとつです。10月頃、餌をもとめて飛来する白鳥の観察ポイントです。間近に白鳥を観察することができます。
夏においては、濤沸湖の湿地帯にヒオウギアヤメが群生しポニーが放牧されており、牧歌的な景観が形成され、絶好の写真撮影スポットとなっています。
ヒオウギアヤメには毒性があるのでポニーは決して食べません。そこに注目し、ヒオウギアヤメの保全活動の一環として、ポニー等の馬を放牧し雑草を食べさせ、ヒオウギアヤメの植生回復を図っています。